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【防災×ドローン】聴覚障がいアスリートを守る“避難誘導ドローン”を実運用 ― 海上監視・防犯にも応用可能な新しい安全インフラを検証

更新日:2025年12月28日

メローカップ世界デフサーフィンチャンピオンシップ

2025年11月7日・8日に、千葉県白子町で、

視覚障害者アスリートの国際大会、
「ワールドデフトリプルSゲームズ2025(WDTSG2025)」が開催されました。

この大会は、
サーフィン・SUP・スケートボードの
3種目をデフリンピック正式競技に加えることを
目指す国際大会です。

日本を含む10カ国以上の選手・関係者約200名が参加しました。


NAPAドローンアカデミーは、
「ワールドデフトリプルSゲームズ2025(WDTSG2025)」内の「メローカップ世界デフサーフィンチャンピオンシップ」にて


聴覚障がいアスリートの安全確保を
目的としたドローン巡視および
避難誘導システムの実運用を行いました。


”音に頼らない防災”の

 必要性


サーフィンなど海上競技の安全管理は、
従来「サイレン」「防災無線」「拡声器」など音を前提にした避難誘導が一般的です。

しかし、メローカップ2025の参加者は
全員が聴覚障がいアスリート。


聴覚障がい者の選手たちは、津波や避難サイレンなどの音に気づくことができません。


危険シグナルが「聞こえない」という課題から、視覚ベースの防災手段の確立が急務でした。


そこで今回の大会では、
AIによる人物検知で常に海上の選手位置を把握し、

緊急時には高光量ライトを点滅させながら選手の周囲を旋回することで


「光」による避難誘導を実施。


この仕組みにより、
選手たちは迅速に危険を察知でき、
運営側も確実に避難行動を促すことができます。


巡視では、

5名のドローンパイロットが2人体制
(パイロット+補助者)で交代しながら運用しました。


パイロットと補助者が交代でドローンを飛行する様子
パイロットと補助者が交代で飛行を担当。NAPA独自の運行マニュアルに基づく「2人1組の安全運航体制」で、現場のリスクを可視化しながら確実なドローン運用を行っています。

■ 運用体制

・1フライト:約15分
・巡視目的:選手位置のモニタリング・エリア逸脱の検知、津波等の緊急時における視覚的避難誘導への備え
・機体:DJI Matrice 4TD
・搭載機能:AI人物検知/高光量ライト(赤色)/スピーカー


特にライトは、
「非常時の視認性向上」を目的として白色から赤色へカスタム変更


音が届かない環境でも、視覚で即座に危険を伝える仕様としました。


高光量ライト(赤色)を搭載したDJI Matrice4TD(マトリス4TD)
※高光量ライト(赤色)を搭載したDJI Matrice4TD(マトリス4TD)。夜間巡視・防犯用途でも活用できる仕様です。




耳の聞こえないパイロット

 たちが支える現場


NAPAドローンアカデミーには
聴覚障がいを持つドローンパイロット が所属しています。

今大会では、彼ら自身がこの防災実証のオペレーションに参加しました。


 「音のない世界でも、自分たちの力で命を守る」


この想いがこのプロジェクトの原動力となっており、

スタッフとして海上を見守るドローンパイロットの姿は、 同じ境遇の選手たちにも安心感を与え、

会場全体に強い一体感をもたらしていました。




会場での協力体制


会場では以下の機関の協力のもと、安全運用体制を構築しました。

  • 白子町役場
  • 茂原警察署
  • 特定非営利活動法人 J-PRO(レスキュー)


当日は風速が約5mに達し、選手が競技エリア外へ流される場面も多く見られましたが、

各機関との連携を強化することで

“広域・即時・視覚的”な安全管理を実現。

海上・陸上の双方における安全確保の精度を高めることができました。


ドローン飛行前点検を行うNAPAドローンアカデミー統括ボスインストラクター増田
飛行前点検を行うNAPAドローンアカデミーの認定インストラクター統括ボスインストラクター増田彪吾(ますだひゅうご)。安全管理体制を全国の導入企業・自治体に提供しています。




アスリートと関係者から

 寄せられた声(抜粋)


実際に取り組みを体験した
アスリートや関係者の方々から、さまざまな感想が寄せられています。

その一部をご紹介します。


  • 「赤いライトはとても見やすく、注意喚起として直感的でした」 (選手)

  • 「上空から全体を見守ってもらえる安心感が大きい」 (選手)

  • 「音に頼らない避難誘導の実効性を実感した」 (自治体担当者)


“誰も取り残さない防災”の実現に向け、有効性が確認されました。




見えてきた成果と今後の課題


今回の取り組みを通じて、

多くの成果が得られた一方で、今後に向けて改善すべき点も見えてきました。


■ 成果

・視覚誘導ライト(赤色)の認知性が高い
・強風下(約5m)でも安定した巡視が可能
・AI人物検知によるエリア逸脱監視が有効


■ 今後の検証ポイント

・天候・逆光など環境変化による視認性の変動
・陸上誘導と空中誘導の役割分担の最適化
・避難サインの「意味の統一」や事前説明の徹底


これらの気づきをふまえて、より安全で効率的な巡視・誘導体制の確立を目指していきます。


未来のドローンインストラクターを目指す候補生と校長
未来のドローンインストラクターを目指す候補生とNAPAドローンアカデミー千葉本校の田邊義房校長。今後も現場の状況に応じた最適な巡視・誘導を目指します。





NAPAドローンアカデミーの

 今後の展望


白子町古所海岸に設置したNAPAドローンアカデミーの旗


今回の実証を通じ、

海辺における“視覚型防災インフラ”としてのドローンの有効性が明確になりました。

この技術は、聴覚障がいアスリートの安全確保にとどまらず、

防災・防犯・見守り・広域監視など

多様な現場で活用できる新しい社会インフラとしての可能性を持っています。


今後は、
  • 海水浴場でのドローン防災巡視
  • マリンスポーツ大会での安全管理の高度化
  • 河川敷・湖畔イベントへの応用
  • 防犯パトロール・迷子捜索・見守り支援など自治体との連携強化
  • ろう者を含む多様なパイロットと協働したインクルーシブな運用モデルの創出


など、より幅広い分野で
“誰も取り残さない安全運用”の実装を進めてまいります。





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