ドローン高圧洗浄の仕事に国家資格は必要?一等・二等の違いと実務で必要なこと
- 株式会社TRIPLE7
- 8月14日
- 読了時間: 11分
更新日:5 時間前

ドローン高圧洗浄の仕事に興味を持ったとき、多くの方がまず気になるのが「国家資格は必要なのか」という点ではないでしょうか。
「一等と二等のどちらを取ればいい?」
「資格があれば、すぐに仕事を始められる?」
「企業案件を受けるには、どこまでの準備が必要?」
と迷う方も少なくありません。
結論からいうと、ドローン高圧洗浄を行うからといって、すべての飛行で一等・二等無人航空機操縦士の国家資格が法律上必須になるわけではありません。
しかし、実際の現場では話が少し変わります。
企業案件では、操縦者の資格や飛行経験、安全管理体制が、発注先を判断するうえで重要な確認項目になります。
NAPAドローンアカデミーを運営するTRIPLE7の企業案件でも、ドローン高圧洗浄などの業務を受注する際には、操縦者の保有資格を提出することが通常です。
つまり、国家資格は「法律上、すべての場面で必須」というものではない一方で、仕事として信頼を得るうえでは大きな判断材料になります。
この記事では、ドローン高圧洗浄と国家資格の関係を整理しながら、一等・二等無人航空機操縦士の違い、資格取得後に現場で求められる実務力について解説します。
| ドローン高圧洗浄に国家資格は必要?
結論からいうと、ドローンで高圧洗浄を行うからといって、国家資格が必須になるわけではありません。
国家資格が必要かどうかは、「高圧洗浄をする」という作業内容だけではなく、どこで、どのような方法でドローンを飛行させるかによって変わります。
無人航空機の飛行は、リスクの程度に応じて「カテゴリーⅠ・Ⅱ・Ⅲ」に分類されています。飛行する場所や方法によって、飛行許可・承認の申請や、技能証明・機体認証の必要性が異なります。
たとえば、立入管理措置を講じて行うカテゴリーⅡ飛行では、国家資格を持っていなくても、必要な許可・承認を受けることで飛行できる場合があります。
一方、一定の飛行については、第二種機体認証以上の機体と二等以上の技能証明など、必要な条件を満たすことで、飛行許可・承認の申請を不要にできる場合があります。
また、立入管理措置を講じず第三者上空を飛行するカテゴリーⅢ飛行では、一等無人航空機操縦士の技能証明と第一種機体認証などが必要になります。
つまり、
「高圧洗浄だから必ず一等が必要」
というわけでも、
「二等を持っていれば、どのような場所でも申請なしで飛ばせる」
というわけでもありません。
ドローン高圧洗浄を仕事として行う際には、飛行場所や飛行方法、周辺環境などを案件ごとに確認し、その飛行に必要な資格や許可・承認を判断することが重要です。
国家資格はすべての飛行で必須ではありませんが、ドローンを仕事として活用していくうえで、法令や安全な飛行に必要な知識・技能を身につけるための大切な土台になります。
| 国家資格は「必須かどうか」だけでなく信頼につながる
ここは、ドローンを仕事にしたい方に特に知っておいていただきたいポイントです。
国家資格は、すべての飛行で必須になるものではありません。
しかし、企業が業務を発注する際には、
「誰が操縦するのか」
「どのような知識や技能を持っているのか」 が重要な確認項目になります。
TRIPLE7の企業案件でも、ドローン高圧洗浄などの業務では、操縦者がどのような資格を保有しているかを確認される場面があります。
国家資格は、それだけで実務能力のすべてを証明するものではありませんが、国の制度に基づいた知識や操縦技能を身につけていることを示す、客観的な証明の一つになります。
ドローンを仕事にするうえでは、法律上の条件を確認するだけでなく、お客様に安心して任せてもらえる資格・経験・安全管理体制を整えることが大切です。

| 一等と二等、高圧洗浄を目指すならどちらを選ぶ?
ドローン高圧洗浄の仕事を目指すうえで、迷いやすいのが
「一等と二等、どちらを取得すればよいのか」という点です。
必要となる資格や許可・承認は、高圧洗浄という作業内容だけで決まるのではなく、飛行する場所や方法、周辺環境など、実際の飛行条件によって異なります。
そのため、一等・二等を選ぶ際は、「高圧洗浄をしたいからどちらを取るか」ではなく、「資格取得後にどのような現場・飛行まで視野に入れるか」を基準に考えることが大切です。
二等無人航空機操縦士 | 一等無人航空機操縦士 | |
制度上の位置づけ | 立入管理措置を講じて行うカテゴリーⅡ飛行において、一定の条件を満たすことで許可・承認が不要となる制度に関係する資格 | 立入管理措置を講じず、第三者上空を飛行するカテゴリーⅢ飛行に必要となる資格 |
高圧洗浄との関係 | 飛行条件によって、二等を取得して業務に活かすことが可能 | 高圧洗浄だから一等が必須というわけではないが、将来的により高度な飛行まで視野に入れる場合の選択肢となる |
こんな方におすすめ | まずは国家資格を取得し、ドローンを業務で活用するための基礎知識・技能を身につけたい方 | 今後、より幅広い業務や飛行条件への対応を視野に入れている方 |
まずはドローンを業務で活用するための基礎を身につけたい方であれば、二等から資格取得を始める。
一方、将来的に高圧洗浄だけでなく、点検・測量・インフラ関連など、より幅広いドローン業務に携わりたい方や、より高度な飛行まで視野に入れている方は、一等の取得も含めて検討するとよいでしょう。
ただし、一等を取得すればすべての飛行が自由にできるわけではありません。また、二等だから高圧洗浄の仕事ができないということでもありません。
大切なのは、自分が目指す仕事と、その現場で想定される飛行条件から資格を選ぶことです。
NAPAドローンアカデミーは、一等・二等の国家資格講習に対応する国土交通省登録講習機関です。
「一等と二等のどちらが合っているのか」
「高圧洗浄の仕事を目指すなら、どこまで取得すればよいのか」
といったご相談にも、資格取得後の活用方法まで踏まえてご案内しています。
| 国家資格を取れば、すぐ高圧洗浄の仕事ができる?
国家資格は、ドローンを仕事にするうえで重要な土台になります。しかし、国家資格を取得しただけで、すぐにドローン高圧洗浄の実務ができるわけではありません。
ドローン高圧洗浄の現場では、地上側の水源・高圧ポンプとドローンをホースで接続し、パイロットと地上スタッフが連携しながら施工を行います。
通常の飛行とは異なり、
機体の操縦だけでなく、
・建物との距離
・風の影響
・建物周辺の気流
・周囲の人や車両
・水の飛散
・ホースや水圧の影響
など、さまざまな条件を同時に確認しながら飛行する必要があります。
さらに、現場では天候や周辺環境が常に想定どおりとは限りません。
実際にTRIPLE7の現場でも、天気予報上の風速はそれほど強くなかったものの、吹き抜け内で大きな乱気流が発生していたため、安全を優先して施工を中止したケースがありました。
大切なのは、「飛ばせるか」だけではなく、「安全に施工できるか」を判断することです。
実務で求められる5つの力
機体を安定して操縦する力
現場全体のリスクを確認する力
地上スタッフと連携する力
水圧やホースの影響を考慮して操作する力
必要な場合には「飛ばさない」と判断する力
こうした力は、国家資格を取得するだけで完成するものではありません。
資格取得後も飛行経験を積み、実際の現場や実務に近い訓練を通じて、状況を見て自分で安全に判断できる力を身につけていくことが大切です。
ドローン高圧洗浄を仕事として目指すなら、国家資格を「取得して終わり」にするのではなく、その先の実務まで見据えて学ぶことが、現場で活躍するための重要なステップになります。

| 「資格取得の、その先へ。」NAPAが実務を重視する理由
NAPAドローンアカデミーが大切にしているのは、国家資格試験に合格することだけではありません。
資格を取得したあと、実際の現場で安全にドローンを運用し、仕事として活用できるパイロットを育てることを重視しています。
NAPAのインストラクターは、ドローン高圧洗浄をはじめ、点検・空撮・FPVなど、実際のドローン業務にも携わっています。
そのため講習でも、試験に必要な操縦方法を教えるだけでなく、
・現場では何を確認するのか
・どのようなリスクを想定するのか
・状況が変化したときにどう判断するのか
・チームでどのように安全を確保するのか
といった、実務を見据えた視点を大切にしています。
また、実際の現場では、予定どおりに飛ばせるとは限りません。
風や天候、周囲の人や車両、建物の状況など、さまざまな条件を確認しながら、その場に応じた判断が求められます。
そこでNAPAが重視しているのが、「安全に飛ばすために、自分で考え、判断する力」です。
NAPAの実務チームでは、航空業界で重視されているCRM(クルー・リソース・マネジメント)の考え方を取り入れ、チーム内で情報を共有しながら安全性を高める運用を行っています。
飛行前にはTEM(Threat and Error Management)の考え方を取り入れ、現場にどのようなリスクがあるのか、どのようなエラーが起こり得るのかを事前に共有し、必要な対策を確認します。
こうした安全に判断する力は、資格取得だけで完成するものではありません。
飛行経験を積み、実際の現場を知ることで、少しずつ身についていきます。
そこでNAPAでは、次のステップを大切にしています。
国家資格を取る。
飛行経験を積む。
現場を知る。
そして、自分で安全に判断できるパイロットになる。
国家資格は、そのための大切なスタート地点です。
資格を「取って終わり」にせず、飛行経験を積み、現場を知り、安全に判断できる力を身につけていく。
これが、NAPAの考える「資格取得の、その先へ。」です。

| 実際のドローン高圧洗浄現場を見てみる
ここまでご紹介してきたように、ドローン高圧洗浄の現場では、操縦技術だけでなく、周囲の状況を確認しながら安全に施工を進める力が求められます。
では、実際の現場ではどのように施工が行われているのでしょうか。
株式会社TRIPLE7では、スタジアムの高所鉄骨など、人が近づきにくい場所でドローン高圧洗浄を実施しています。
現場では、機体を飛ばして洗浄するだけではありません。
施工範囲や周辺の安全を確認し、風や水の飛散、ホースの動きなどにも注意しながら、パイロットと地上スタッフが連携して作業を進めます。
ドローン高圧洗浄を仕事として目指す方にとって、実際の現場を知ることは、資格取得後に必要となる知識や経験を具体的にイメージするきっかけになります。
| ドローンを仕事にしたい方へ
ドローン高圧洗浄をはじめ、ドローンを仕事として活用したい方にとって、国家資格の取得は大切な第一歩です。
ただし、資格取得はゴールではありません。
現場で安全に飛ばす力、周囲の状況を判断する力、そして実務に活かしていくための経験も必要になります。
NAPAドローンアカデミーでは、一等・二等無人航空機操縦士の国家資格取得だけでなく、その先の実務・安全・キャリアまで見据えたパイロット育成を大切にしています。
「一等と二等、どちらを取ればいい?」
「資格を取ったあと、どう経験を積めばいい?」
「将来、ドローン高圧洗浄などの仕事に挑戦してみたい」
そんな方は、まずはNAPAドローンアカデミーへご相談ください。
目指したい仕事や活用方法を伺いながら、資格の選び方から取得後のステップまで、一人ひとりに合わせてご案内します。
資格取得の、その先へ。
ドローンを「飛ばせる人」から、現場で安全に判断できるパイロットへ。
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