【現場レポート】高圧洗浄ドローンの実演で見えた「飛ばすだけではない」実務|ベリーニの丘
- 株式会社TRIPLE7
- 2025年6月6日
- 読了時間: 6分
更新日:8月9日

2025年5月17日・18日、横浜ビジネスパーク「ベリーニの丘」で開催された「ベリーニの丘 清掃大作戦!」に、NAPAドローンアカデミーは高圧洗浄ドローンの実演で参加しました。 この現場で印象的だったのは、高圧洗浄ドローンの実務は「ドローンを上手に飛ばせればできる仕事」ではないということです。 機体の操縦だけでなく、地上の洗浄設備、ホースを含む機体への負荷、周囲の安全確認、地上スタッフとの連携、天候や現場環境の判断まで、複数の要素を同時に管理する必要があります。 今回は、実演の様子を紹介するだけではなく、ドローンを仕事として活用したい方に向けて、この現場から見えた「実務で必要な力」をレポートします。
※この記事で紹介する機体・洗浄設備は、2025年5月のイベント当時に使用された実演構成です。現在の株式会社TRIPLE7のドローン高圧洗浄システムとは異なります。

| 「ベリーニの丘 清掃大作戦!」とは
イベントが行われたのは、横浜ビジネスパーク内にある「ベリーニの丘」です。
ケルヒャー ジャパンが創業90周年を記念して世界各地で展開した「90/90クリーニングプロジェクト」の一環として、2025年5月にクリーニングプロジェクトが実施されました。 NAPAドローンアカデミーは、その中で行われた高圧洗浄ドローンの実演に参加しました。当時の公開記事では、スカイコード社の洗浄機体とケルヒャーの高圧洗浄設備を使用した実演の様子を紹介しています。

| 現場で見えたこと① 高圧洗浄は「飛行」だけでは成立しない
通常の空撮では、操縦者は機体、周囲の障害物、飛行経路などを確認しながら飛行します。
高圧洗浄では、それに加えて洗浄設備と機体が一体となって作業します。
そのため、単に機体を目的の位置へ移動させるだけではなく、機体にかかる負荷、対象物との位置関係、洗浄作業の進み方、地上側の状況などを見ながら運用する必要があります。
「ドローンを飛ばせること」と「高圧洗浄の現場で作業できること」は同じではありません。
これが、実務を学ぶうえで最初に理解しておきたいポイントです。
| 現場で見えたこと② 操縦者だけで完結する仕事ではない
高圧洗浄ドローンの現場では、操縦者だけを見ていても全体は分かりません。
地上には洗浄設備があり、周囲の安全を確認するスタッフがいて、機体と地上側が連携しながら作業を進めます。
NAPAが実務教育で大切にしているのも、この「チームで安全に運用する」という考え方です。
国家資格の取得や操縦練習は重要ですが、実際の仕事では、自分の機体だけを見るのではなく、現場全体の状況を把握し、周囲と情報を共有しながら判断する力が求められます。

| 現場で見えたこと③ 予定どおり飛ばすことより、安全に判断することが重要
ケルヒャー ジャパンの公式発表によると、地域住民参加型イベントは5月17日・18日に開催され、17日は荒天のため12時で中止となりました。 これは高圧洗浄ドローンに限った話ではありませんが、産業用ドローンの実務では「予定があるから飛ばす」という考え方はできません。 天候、周囲の人、建物や構造物、飛行空間など、その時の状況を確認し、必要であれば計画を変更することも安全運航の一部です。 実務で重要なのは、飛ばす技術だけではなく、「今、この条件で実施するべきか」を判断する力です。

| 国家資格のその先にある「実務力」
一等・二等無人航空機操縦士などの国家資格は、ドローンを仕事で活用していくうえで重要な基礎のひとつです。 一方、高圧洗浄のような産業用途では、資格取得だけですべての現場対応力が身につくわけではありません。 実務では、
・現場ごとのリスクを確認する力
・チームで情報共有する力
・機体だけでなく作業全体を見る力
・天候や周辺環境から中止・変更を判断する力
・業務内容そのものを理解する力
といった力が必要になります。
NAPAドローンアカデミーでは、「資格を取って終わり」ではなく、その先の実務につながる学びを重視しています。
高圧洗浄、点検、空撮、FPVなど、用途が変われば現場で見るべきリスクも変わります。だからこそ、実際の現場を知り、その経験を教育へ戻していくことが重要だと考えています。
| 現場レポートを教育に生かす
NAPAでは今後も、公開可能な実務現場や実証実験について、「何をやったか」だけではなく、
・現場で何を確認したのか
・どこに難しさがあったのか
・安全のために何を考える必要があるのか
・実務者にはどんな知識や判断力が必要なのか
という視点で現場レポートを発信していきます。
成功した現場だけではありません。産業用ドローンの実務では、条件によって計画を変更したり、実施しない判断をしたりすることもあります。
そうした現場の経験も含めて学びに変えることが、「現場で使える人材」を育てることにつながります。
| ドローン高圧洗浄を学びたい方へ
高圧洗浄ドローンに必要なのは、操縦技術だけではありません。 安全管理、現場判断、チーム運用、業務への理解まで含めて学ぶことで、初めて実務への道筋が見えてきます。 NAPAドローンアカデミーでは、国家資格取得だけでなく、産業用ドローンを実際の仕事へつなげるための実務教育を重視しています。 ドローン高圧洗浄の技術を学びたい方は、NAPAドローンアカデミーの高圧洗浄関連講習・実務教育をご確認ください。 施工そのものをご検討の施設管理者・企業担当者の方は、株式会社TRIPLE7のドローン高圧洗浄サービスをご確認ください。

| ドローン高圧洗浄 専用ページ
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